1回の呼吸でカラダに取り込む空気【換気量】は安静時でペットボトル1本分の約500ml
このうちのおおよそ150mlは死腔という気道に溜まり、酸素と二酸化炭素のガス交換とは関係なしに排出されます。
この死腔に送られる空気の量はどんな呼吸をしても変わりません。
通常の呼吸なら500-150で350mlが肺に送られますますが、換気量が半分になると、250-150で100mlしか肺に空気を送ることができません。
換気量が少なくなると、脳はもっと呼吸するように指令を出し、呼吸数が増えていき、呼吸に関与する筋肉【呼吸筋】への負担が大きくなります。
そうすると、1回の呼吸が浅くなり、また呼吸筋が過剰に働くようになり、肩に力が入りやすくなったりと姿勢が崩れやすくなります。
姿勢を改善するには、呼吸へのアプローチが必要となります。
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