日常生活を送る中で、運動量の減少やスマホやパソコンなどの過剰な使用による姿勢不良や脳の血流量低下、便利な世の中になることにより身体を動かす機会が減少し、またストレスや栄養不足、酸素不足、痛み、など様々な要因が関与して、脳への感覚刺激が減少して身体が緊張した状態【過緊張】になっているケースをよく見かけます。
この場合はこういった流れで過緊張が起こります。
●脳が活性化していない&脳が自分の身体の状態を把握することができない(身体所有感が低下)
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脳は『危険』だと判断
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逃走&闘争反応に関わる交換神経が優位になり、緊張モード【過緊張状態】になります。
身体が緊張状態【過緊張】の方は、筋骨格系へのアプローチの前にこの過緊張を抑制する感覚器へのアプローチが必要となります。
感覚器へアプローチすることで、自分の身体を認識する(身体所有感)や身体を動かしているときに自分で自分の身体をコントロールできる(行為主体感)を向上させることができ、過緊張の抑制に繋がります。
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