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執筆者の写真MIKURIYA HIROSHI

脊柱の構造


脊柱は33個の椎骨から構成されています。

横から見るとS字カーブを描いているような構造になっており、そのカーブがあることで

頭や腕などの重りを分散させることができ、無駄な力が入らずに座ったり立ったりすることができます。

頸椎が前弯、胸椎が後湾、腰椎が前弯、仙骨が後湾しています。

このS字カーブを適切な状態に保つことで身体の負担を軽減することができますが姿勢が悪くなったりすることで、S字カーブのバランスが崩れたりすると、そのバランスが崩れて背骨の部分に負荷が集中してその部分に負担が掛かります。

また、その上下に位置する背骨もその影響から負担が増大することもあります。

特に多いケースは、腰椎の前弯が強くなっているいるケース(腰が反っている状態)で

この場合は腰椎の負担が増大して、胸椎の後湾も増大して胸椎への負担も多くなり、腰痛の原因にもなります。

このケースの場合は、胸椎の可動性が不足していてそれを補うために腰椎の前弯を強くしていることも多く、胸椎の可動性を向上することで腰椎の前弯を改善できるケースもあります。

脊柱は33個の椎骨でバランスをとって補い合いながら働く構造になっている為、一つの部分のみにアプローチするよりも全体で捉えてアプローチしていくことで効率よく改善していくことができます。


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