top of page
執筆者の写真MIKURIYA HIROSHI

カラダを動かすしくみ


運動する際には、運動野から筋肉に指令を出して身体を動かします。

同時に、運動の指令を出すときには、結果的にどのような感覚が得られるかという予測もできています。

そして、動いた結果が、視覚や聴覚、体性感覚を通じて脳に返ってきます。

例えば、初めて行う動きなどで自分が予測していた動きとは全く違う動きをしてしまうことがあると思います。

この場合は、脳の予測と結果として返ってきたフィードバックとの誤差により起こります。

脳にはその誤差を計算する機能があり、予想に反したフィードバック来た際には、筋肉への指令を少し変えて調整を試みます。

そうして予測とフィードバックとを比べ続けることで改善を繰り返し、予測と実際の運動が徐々に合ってくることでその運動が自分の思った通りにできるようになります。

できない動きを反復するとできるようになるのはこの仕組みのおかげです。

閲覧数:2回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page