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執筆者の写真MIKURIYA HIROSHI

脳と内臓を結ぶネットワーク


自律神経は交感神経と副交感神経の2種類の神経の総称です。

自律神経は視床下部のある脳幹から走行する神経ですが、交感神経が脊髄に沿って走る脊髄神経なのに対して、副交感神経は脳から循環器、消化器に至り、これとは別に仙髄からの脊髄神経が大腸や排泄器官に伸びています。

脳から延びる神経は別名『迷走神経』と呼ばれ、体内で無数に枝分かれして文字通り迷走しつつ臓器にコネクトしています。

循環器を優先するときは主に交感神経が働き、消化器を優先するときに副交感神経が働きます。

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