持久力の要素の中に、心肺機能の強さがという要素がありますが、これはどのように鍛えるのがいいのでしょうか。
これに効果的なのが、心拍数が大きく上がるようなエネルギー消費の大きな運動を連続して行うことが効果的です。
これは、心肺機能に強いストレスをかけて運動を行うことで持久力を向上させる適応を起こすためです。
一般的に持久力アップのトレーニングとして走るという動作が行われます。
走ることによって下半身の大きな筋肉を中心に腕体幹を含め全身のたくさんの筋肉をつかう動作になるためです。
それだけエネルギー消費が大きくなり、持久的機能に強いストレスを与えることが出来るのです。
持久力といっても、一定の強度の運動を続ける運動とスポーツ競技では違います。
一定の強度を続ける持久力は、「連続的持久運動」。 サッカーなどで使う持久力は、「間欠的持久運動」といいます。
例えば、サッカーでは猛烈なダッシュや激しいコンタクトプレーなど高強度の運動とジョギングや歩くといったものの組み合わせです。 多くの競技の場合、一定の速さで長く走るというものは少ないと思います。
つまり、長距離走とは持久的な運動負荷のかかり方が違うわけです。
ですから、トレーニングのやり方としては、スポーツ特性に合わせてインターバル走を行うなど工夫することが大切です。