筋トレで筋肥大すると、筋肉からマイオカインという生理活性物質が分泌されます。
マイオカインは特定の物質ではなく、複数の生理活性物質の総称。
マイオカインの働きには様々なものがあり、その一つが筋肉を太くする作用です。
自分自身の組織に働きかけるこうしたシステムを自己分泌と言います。
その働きで筋肉がある程度筋肥大すると、今度はマイオカインが血液中に運ばれて全身に影響するようになります。
例えば、脂肪細胞に働きかけて、脂肪の分解を促したり、肝臓に働きかけてグリコーゲンの分解を促す働きもあります。
その為、筋トレでよく鍛えている筋肉の周囲には脂肪が少なくなります。