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執筆者の写真MIKURIYA HIROSHI

姿勢保持の役割を担う筋肉


骨格の構造を支持して、姿勢が崩れないように保つ役割を果たしているのが抗重力筋。

抗重力筋は重力に負けないように、背中、腹、大腿、尻など身体の前後に張り巡らされ、互いに緊張と弛緩を繰り返しながら立位姿勢を保っています。

抗重力筋のうちでも最も重要なのは、脊椎を支える脊柱起立筋、腹圧を維持して脊椎の直立にする役割を担っている腹横筋の2つの筋です。

アウターマッスルをいくら鍛えても、この2つの筋肉が拮抗してうまく働かないと、正しい姿勢は維持できません。

また、この2つの筋は姿勢維持だけではなく、呼吸にも関わっています。

腹横筋は息を吐き切るときに稼働する呼息筋で、脊柱起立筋は収縮することで胸郭を広げ、大量の息をカラダに取り込む吸息筋です。

抗重力筋がしっかり働いている人は正しい姿勢がとれるだけではなく、呼吸も十分に吸えて吐き切ることができます。

逆に、しっかり使えていない場合は姿勢も悪くなり、呼吸も浅くなります。

また、呼吸と姿勢は密接に関係しているので、呼吸を改善することで姿勢の改善に繋がります。

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