カラダが硬い。
それは筋肉そのものの問題もありますが、それ以上に反射も大きく関わっています。
肘を曲げて力こぶを作ってみると、上腕二頭筋が縮みますがその拮抗筋に当たる上腕三頭筋は弛緩しています。
このことを拮抗反射と呼びます。
ところが、日常生活で使わないことや加齢などで筋肉が衰えてくると、サルコメアが弛緩しにくくなってきます。
このような状態になると、反射自体が起きにくくなり、一方の筋肉が縮もうとしても拮抗側の筋肉が適切に縮まなくなってきます。
このことにより、可動域が狭くなり、カラダが硬くなっていきます。
すると、活動量が減りさらに筋肉が衰えて硬くなります。
このような状態を防ぐためにも、日頃から身体を動かし筋肉を収縮させることが重要です!