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執筆者の写真MIKURIYA HIROSHI

『筋力に関与する因子』



筋力が向上していくのにおいて大きく影響しているのは、神経系の改善と筋肥大による筋断面積増大の2つの因子です。


●神経系

筋出力の調節に関わっているのは、筋収縮にさんかする運動単位の数またはそのタイプ、発火頻度です。


より早く強い収縮できる運動単位が筋収縮に多く動員されると、発揮させる筋力も増大します。


また、発火頻度が上昇するといつもより多く筋繊維が働くことができ発揮張力が増大していきます。


これは、力を調節する仕組みとしてとトレーニングに伴う適応としてもみられます。


トレーニングを開始して最初の頃に生じる、重りを挙げれるようになるような状態はこのような神経系が改善したために起こり、筋肥大は伴いません。


●筋断面積と筋力


最大筋力は筋繊維の横断面積に比例します。


筋断面積の大きな人は大きな筋力を発揮できます。


また、同じ面積でも力の差がみられるのは、神経系がその一因であると考えられています。

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