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執筆者の写真MIKURIYA HIROSHI

動作が起こるしくみ


動作は常に中枢神経系によって支配されています。

中枢神経系は視覚、聴覚、感覚、触覚、認知、記憶などあらゆる情報を取り入れ、それらを処理・統合し、各器官へクして動作に関与しています。

体には数多くの固有受容器が存在し、それらが刺激を多く受ければ受けるほど、中枢神経系への情報量が増加し、筋や関節などへ伝わるフィードバック情報量が増加することになります。

動作を行うときには、決してひとつではなく複数の筋が協同してタイミングよくそれぞれ筋収縮を起こしてスムーズな動きを作り出しますが、中枢神経系から筋や関節へ送られる情報量が増加すると、より効率のよい協力筋群や関節の動作を選択することができます。

赤ちゃんのハイハイから歩行までの過程や、自転車の乗り方を覚える過程でもそうですが、バランスを崩し失敗しながらでもその動作を繰り返していると、いつもまにか自然にできるようになることが起こります。これは、各器官の固有受容器が失敗から得た情報を中枢神経系に、記憶や認知の情報とともにフィードバックして、次から効率の動作をするために最適な協力筋群を選択するようになることで起こります。

神経系の働きはとても重要で、各器官の固有受容器が多くの刺激を 受けるトレーニングを行うことは必要不可欠です。

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