肩こりや腰痛、膝痛など痛みがあり、日常生活を送っている方にとって痛みがあることで生活に支障をきたすことが多くあると思います。 また、肩こりや腰痛が治らないと思っている方も多く、長年痛みに悩まれている方もいると思います。 色々な治療院など通っても治らない方もいるかと思います。 痛みはマッサージ（筋肉を緩める）だけでは治りません。 なぜ、痛みがマッサージだけでは治らないか？ マッサージで筋肉を緩めると、その後は可動域が改善して痛みが軽減して楽になる ⇩ 今まで硬くなっていた筋肉が急に柔らかくなった為、筋肉にプロテクトが起こる【反射的に硬くなる】 ⇩ 再度、痛みがある状態に戻り、痛みが再発 このように、一時的に症状が改善してもまた元の状態に戻ることもよく起こります。 人間には、恒常性という機能があり、いつもの状態が心地よく急に変化が起こると元の状態に戻ろうとする 機能が働くので、元の痛みが出ていた状態で戻ろうとし、痛みが再発することもよく起こります。 また、例えば肩に痛みがあった場合 『なぜ、肩が痛くなったのか？』 『根本的な痛みの原因は？』 痛みの原因は痛みの出ている関節周囲ではなくほとんどが患部外にあることが多く、 痛みのある部分のみにアプローチしても、根本的な原因を改善しない限り、 一時的に痛みが軽減するだけで痛みが再発します。 痛みのある部分にのみアプローチしても痛みの根本的な解決になっていません。 治療を否定しているわけではなく、治療が痛みの原因が関節や靭帯にある場合などはまず治療が必ず必要です。 痛みの原因が関節周囲ではなく、筋肉や筋膜などの軟部組織である場合は 『今の身体の現状でどこに問題があるか？』 根本的な原因を適切に評価し、その問題点を改善する運動を行うことで 痛みを改善することができます。 問題点が見つかれば、その問題を解決していくことで痛みの改善に繋がります。 その痛みの根本の原因を改善していくことで、肩こりや腰痛予防にも繋がり、痛みの起こりにくい 【痛みを出さない身体】を作ることができます。