top of page
執筆者の写真MIKURIYA HIROSHI

『動作中に腰が反る原因』




動作を行う中で、どうしても腰が反った状態で動いてしまうことはよくあると思いますが、なぜ腰が反ってしまうのかについて解説していきます。


動作中に腰が反る原因

1)腹圧が抜けたケース

腹圧を高めるポイントは、肋骨を締めることです。

肋骨を締めることで、体幹の安定性に関与している横隔膜を正しく働かせることができ、体幹上部の蓋のような役割をしている横隔膜が働くことで腹圧を高めることができます。

また、腹圧が高まると腰にベルトを巻いたような状態を作ることができるため、腰の負担を軽減することができます。

2)胸椎と股関節の可動域不足

腰(腰椎)の上下に位置する胸椎と股関節は、動いていく中で可動性が必要な部位であり、腰は安定性が必要な部位です。

猫背など姿勢の悪い状態で動いていると、胸椎や股関節の動きが悪くなり、胸椎と股関節の可動性が低くなり、その結果その可動性を補うために腰を必要以上に動かすことで可動性を確保しようとします。

このような状態になると、安定性が必要な腰を必要以上に使って動くため、腰への負担が蓄積していきます。そのため、猫背にならないように注意しなければなりません。

3)膝優位の動き

先程も出てきましたが、部位によって可動性が必要な部位と安定性が必要な部位があり、膝も安定性が必要な部位のため、上下に当たる股関節と足関節の可動性を確保していく必要があります。

また、一般的にスクワットの際に膝をつま先より前に出さないようにと言われているようですが、身体を効率よく鍛えるためには足裏を地面に着き体重をしっかりと乗せた状態で足関節と股関節が動くことが重要です。

結果、仮に膝が前に出たとしてもその方が力発揮をスムーズに行うことができるようになります。


閲覧数:0回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page