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執筆者の写真MIKURIYA HIROSHI

筋肉が力を発揮する仕組み


筋肉を鍛える際は動かしている筋肉は、自らの意思で動かせる筋肉(随意筋)です。

この随意筋は脳のコントロール下にあり、脳から延びる運動神経から枝分かれした端末(終末)が筋繊維一本一本に付いています。

脳から動くように指令が出ると、末端からアセチルコリンという神経伝達物質が出て、その合図で筋繊維が一斉に収縮して、筋繊維全体が縮んで力を発揮します。

一本の筋繊維は特定の運動神経の支配を受けますが、一本の運動神経は多くの筋繊維を司ります。同じ筋肉に属する筋繊維でも、指令を下す運動神経が異なるため、筋繊維を同時に動かすことができます。

筋トレを始める前は、動員できる運動神経が少ないですが、トレーニングを継続していくことで、たくさんの運動神経が動員されるようになり、一度に稼働できる筋繊維が増えます。

筋トレをやり始めてすぐに重いウエイトで鍛えられるようになるのは、神経系の適応で筋繊維の参加率が増えるためです。

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