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執筆者の写真MIKURIYA HIROSHI

インナーマッスルが姿勢と動きを制御する


インナーマッスルの機能の一つにフィードフォワード制御という機能があります。

姿勢が崩れそうになると、皮膚や筋肉などに埋め込まれたセンサーや視覚がキャッチした情報を脳にフィードバックし、姿勢を保ちます。

それと、対照的なのがフィードフォワード制御です。

人間の動きにあらかじめ備えて、反射的かつ無意識に行われています。

例えば、重たいものを持ち上げようとすると、誰もが無意識にウッと呼吸を止めてお腹に力を入れます。

その状況でおもに稼働するのは、腹腔の腹横筋や多裂筋といったインナーマッスル群です。

体幹が安定すると大きな力が出せるようになるため、重たいものを持つのに備えてインナーユニットがコルセットのように体幹を引き締めて安定させようとします。

野球やゴルフやテニスなどスイングは、体幹が安定しているからこそ手足が末端に行くほどムチがしなるように速く動いて速いスイングが可能となります。

また、このインナーユニットがしっかりと働くことで上半身と下半身をうまく連動させることができ、スムーズな動きが可能となります。

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