体幹の安定にとって土台となるのは、横隔膜の水平面と円柱、骨盤底筋群の水平面と円柱が垂直軸上で重なりあっていることです。
呼吸をする毎に横隔膜はお腹に圧力をかけます。
そして、その圧力を骨盤底筋群が受け止める役割を果たしています。
もし横隔膜と骨盤底筋群が上下に互いに向き合っていない状態であるなら、骨盤底筋群が横隔膜からの圧力を受け止めることができなくなってしまいます。
受け止められなかった圧力は当然身体の弱い部分から漏れていきます。
結果、腹腔内圧が失われ体幹は不安定になっていきます。しかし、その不安定な状態でも私たちは日々の活動をするために身体を支えなければいけません。
そのため、本来は身体を支えるために必要ではないほかの筋肉や身体の部位が緊張をしいられます。
上下の水平面が崩れた圧力漏れ状態で腹腔内圧が低下していると、四肢は、身体を動かすために脊柱を支える役割も担わなければならなくなります。
こうなれば身体のあちこちに歪みが生じ、疲労が蓄積し、筋肉、腱、靭帯、軟骨など様々な組織が傷ついていきます。
横隔膜の水平面と円柱、骨盤底筋群の水平面と円柱が垂直軸上で重なりあう状態をつくるためには、肋骨が閉じた状態を作り、横隔膜が正常に働ける状態に整える必要があります。
ただ、よく肋骨を締めるなど聞きますが肋骨は締めるのでなく、肋骨の動きを制限している筋肉などの制限を解除して、肋骨が自然に締まる状態に整えることが重要です。
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